平成25年3月高校卒業予定者に係る求人受理人数が増加/厚生労働省
2012/07/10|ニュース・お知らせ
厚生労働省は、7月10日、平成25年3月高校卒業予定者を対象とする求人について、ハローワークへの求人申し込みが開始される6月20日から26日までのハローワークが開庁する5日間の求人申し込み状況を取りまとめたものを公表しました。
それによると、平成24年6月20日~6月26日間の求人受理人数は、57,421人分であり、前年(平成23年)同期比で42.0%の増加となり、前年より前倒しで求人提出を行った企業が多く見られました。
厚生労働省によると、現在までの求人状況の概要等は以下の通りです。
- ハローワーク職員やジョブサポーターによる求人の早期提出の働きかけにより、従前より前倒しで求人提出を行った企業が多く見られる。
なお、4~5月を中心にハローワークが開催した高卒求人の提出についての説明会への参加企業は増加しており、また昨年度は東日本大震災の影響により求人の提出が遅くなり、人材確保が困難だったことへの反動による求人の提出も見受けられる。
- ジョブサポーターによる求人開拓等の効果もあり、初めて求人を提出する企業やしばらく求人の提出を控えていた企業の求人も見受けられるが、長引く円高等の影響により求人提出に慎重になる企業も見受けられる。
なお、求人の提出理由として世代構成の平準化や人材育成等の観点から行っている企業も多く見受けられる。
- 産業別では、医療・福祉(介護)は増加傾向にある。東日本では復興需要による建設業の求人が増加している。
製造業その他輸出関連産業では、円高等の要因により引き続き厳しい状況となっている場合も見受けられる。
- 今後の求人提出の見込みについては、前年と同程度もしくは微増と見込んでいる労働局が多い
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