2012年度版労働経済白書が公表されました／厚生労働省
2012/09/14｜ニュース・お知らせ
平成24年9月14日、厚生労働省は、「平成24年版労働経済の分析」（通称「労働経済白書」）を公表しました。
労働経済白書（2012年版）のあらまし
おもな分析
- ・2011年の非正規雇用者比率は35.1％（前年比+0.7％）。
- ・一方で、非正社員を正社員に登用する企業も増え、企業の意識面からは非正規雇用者の増加傾向には変化の兆しがある。
- ・バブル以降の所得の伸び率の鈍化が、消費の伸び率鈍化の最大の要因。
- ・世帯年収は、年収が低い層に分布がシフトしているが、消費を最も期待できる中所得者層の増加が潜在需要の顕在化のためにも重要。
- ・非正規雇用者でも、約半数が自らの収入を主な収入源として生活する社会となる中、これらの労働者が一定水準以上の生活を送ることができる社会を目指すべき。
まとめとして
“分厚い中間層”の復活に向けて、
- 誰もが持続的に働ける全員参加型社会の構築
- 能力開発による人的資本の蓄積
- ディーセント・ワーク（働きがいのある人間らしい仕事）の実現
が不可欠としています。
詳しくは、以下のページでご覧下さい。
